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アトピー発症の流れ

(その1、胃腸)

アトピーは消化器の弱い人におこってきます。アトピーを起こす原因の食材でよく言われるのが、
牛乳 卵 大豆 小麦 お肉 お米 ・・・・・これらはタンパク質をよく含んでいます。

タンパク質の構造は写真(左)に表しているように何個もの玉がネックレスのように連なって出来ています。それが胃腸で消化されるとそのネックレスの玉がバラバラにカットされていき、完全に消化されると1個1個の玉の状態になります。(写真中央)
この状態のものを「アミノ酸」といい、このアミノ酸は肉や血をつくるための大事な栄養素となるのですが、消化しきれないと玉は1個1個になれず、4個か5個かがまだ連なった状態です。
これを「タンパク質未消化物」と呼びます。 (写真右)

この消化しきれないままのタンパク質未消化物がアレルギーをおこすもと、いわゆるアレルゲンになります。

 

その1、胃腸

 

(その2、腸内)

胃腸でタンパク質が消化しきれないとタンパク質未消化物が腸内にどんどん入ってきます。

腸は体の中への入り口です。食べたものは腸の壁から良いものも、悪いものも吸収されて全身へとまわっていきます。
なるべくなら腸の壁から体に悪いものは吸収されたくないですよね。

タンパク質も質の良いアミノ酸だけを体は吸収すべきであり、そのために腸の壁はキメが細かく1個1個の玉にまで分解されたアミノ酸のサイズのタンパク質しか通せないようになっています。
写真のような極めの細かいザルの目を連想してください。
このキメのこまかい穴を通っては未消化状態で5つ6つも連なったままの未消化タンパクは通常は吸収されません。

ところが脂肪の多い食事、糖質、添加物の多い食事などを重ねていると腸内が汚れだし、また便秘・宿便などにより、食べたものが停滞して異常発酵をおこすなどいろんな要素で腸内のいる悪玉菌が優勢になってくると腸の壁が荒れるようになります。
右の写真のようにキメの細かったザルに大穴があいてしまうのです。
そうするとこれまで通れなかった未消化タンパク質が通れるようになり、体の中にどんどん入っていきます。

また、赤ちゃんは腸壁も未発達なために未消化タンパクの侵入を防ぐほど腸粘膜がしっかりしていません。 そのために未消化タンパクはあっさり、腸の壁を突破してしまいます。

この未消化タンパク質を体を守っている免疫が異常な侵入者と勘違いして攻撃をしてしまうのです。

 

その2、腸内

 

(その3、体の中)

腸の壁から本来は通過できないタンパク質未消化物が体の中に入ってきました。
私たちの体には体に害をもたらすものが侵入してきたら、それを叩いて大事に至らせないようにする免疫機構があります。

その中の見張りを任せられている免疫がいます。
この見張りは不審者を見つけるとなんでもかんでも敵と決め付けて騒ぎ立てる過激派(ヘルパーTリンパ)と不審者をみつけても本当に悪いのかよく見極めてからという慎重派(サンプレッサーTリンパ)の二つがいます。
そのふたつの力関係が均衡を保たれていたらいいのですが、過激派が強くなると、無害なタンパク質未消化物まで敵だと騒ぎたて、その結果標的にむかって攻撃が始まり皮膚に炎症がおこるのがアトピーです。
そして例えば卵のタンパクを一度標的としてこの見張りが覚えてしまうと次回体の中に卵のタンパクが入ってくるとその度に敵だと騒いで、卵のタンパクを攻撃してしまうようになってしまうのです。

こうして繰り返し皮膚に炎症がおこり、痒みから掻いたりして皮膚があれるために皮膚自体のバリアも弱くなると、ダニの死骸・ほこりなども皮膚のバリアを通過して入り込むようになります。

ダニやホコリにも体にとって異物と誤認されるタンパク質がまじっているためにそれに反応して免疫が攻撃を仕掛けてさらに皮膚の炎症を拡大させてしまうのです。

 

(その4、アトピーの複雑化)

アトピー性皮膚炎はこのようにアレルギーにより、始まりますが、それをより複雑にしてしまうこととして、治療のためにつかう薬や保湿剤の影響も関係していることがあります。

その3で書いているように皮膚自体のバリアが弱いので雑菌に対しての防御力も落ちていますので患部を掻き壊したりすることで、雑菌が繁殖して感作して広がっていったりして症状を複雑にしていってしまう場合もあります。 
もともと人間の体の中には良いものも悪いものも含めていろんな細菌やウィルスが存在しています。
よい方が優勢であれば問題はないけど、皮膚に悪影響を及ぼす細菌やウィルスが優勢になると、表に皮膚炎がでてくるようになります。

慢性化しているアトピー性皮膚炎にはアレルギーとこういう雑菌による悪化などが混在している場合が多いです。