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流産、早産

流産癖

妊娠して赤ちゃんが約10ヶ月お母さんの体の中ですごすことになる子宮は赤ちゃんにとっての鳥がひなを育てる「巣」みたいなものです。
例えるなら妊娠するまでは親鳥が巣に卵を産んでひなを無事にかえせるかで、妊娠したら今度はその巣の中でひなを無事に巣立ちできるまで育てれるか・・・なのです。
だからその巣がしっかりしてないといけません。
もろくて壊れやすい巣だとひなは巣から落ちてしまいます。
その赤ちゃんを守る巣である子宮をしっかり維持していくためには漢方の考えで重要な3つの流れ
「気(エネルギー)」
「血(栄養を与えるための血)」
「水(体を潤わす体液)」

以上がうまく循環して子宮に不足なく提供されていることが必要です。
これらのものが不足すると子宮の栄養状況も悪くなり、巣として良い状態が維持できず、流産しやすい状態になってしまいます。
流産癖・・すなわち流産を何度もくりかえしている方は子宮に「気・血・水」をうまく提供できない体質になっているといえます。

そういう状態をつくっている原因として以下のようなことがあげられ、患者さんがその体質になっているかを見極めて漢方の治療をしていきます。

「腎気不固(腎の気が弱いための子宮のエネルギー不足」

「脾胃気虚(胃腸が弱いための子宮のエネルギー不足)」

「陰虚火旺(体内を潤わすものの不足)」

 

腎気不固

ここでまず「腎」という言葉について、これは漢方独特の見方なのですが、 体の中のエネルギーを貯蔵しておく働きと思ってください。
体で作られたエネルギーはつくられたものをすぐに右から左に使っていては余力というものがなくなります。
必要なときに必要なだけは使い、あとは貯めておいて必要なときに使えるエネルギーをストックをしておくわけです。

腎はそのエネルギーがもれないようにため込んでおく力です。
ところがその腎の力が弱いとエネルギーがため込めないで垂れ流しになってしまいます。
水をいれている器のどこかにひびがはいっているか穴があいていて水もれが起きている状態になり、エネルギーがたまらないので体にとってのエネルギー不足がおきます。

この状態を「腎虚」といいます。
子宮を維持していくのに必要なエネルギーが「腎虚」のために不足して子宮が不安定になり流産しやすくなります。
この状態の原因としては、もともとからの虚弱体質、過労または性交過多により腎のエネルギーの消耗が考えられます。
並行しておきる症状の傾向として、腰や膝がだるい、下腹部が下がってくるような感じを受ける、頻尿、普段から不正出血があるなど・・・

腎のエネルギーを補っていく補腎の薬をつかい、腎の力をつけていくようにします

 

脾胃気虚

脾」というのは食べたものを消化吸収してエネルギーを作り出す働きのことをいい、胃と腸の消化器系全体がこの脾の働きをつかさどっています。
消化器系の働きが弱いとエネルギーも血液も体液も・・つまり「気・血・水」を作り出すこと自体がうまく出来ません。
そのために子宮の維持に必要なエネルギー、栄養も不足して胎児を養うことが出来なくなってしまいます。
また脾が弱いと腎のエネルギーも不足するので腎虚の状態も招きます。
並行しておきる症状としては疲れやすい、倦怠感がある、下腹部が垂れ下がる感じがする、食欲がない、吐き気や嘔吐をもよおすことが多い、下痢しやすい。
この状態の原因としては、もともと胃腸が弱いこともありますが、冷たい食べ物の食べ過ぎなどで胃腸を冷やしてしまい働きを悪くしていることもあります。
またストレスをうけやすい人はストレスでも胃腸の働きがいちじるしく落ち込みこの状態を作ります。

補気剤といい、脾胃に気(エネルギー)を補うような製剤を使い、脾の働きをよくしていき、子宮に「気・血・水」がスムーズに供給されるようにしていきます。

 

陰虚火旺 いんきょかおう

陰と陽という考えが漢方にはあります。
例えるなら夜と昼、涼しくするものと暖かくするもの、静と動とでもいいましょうか、
これはどちらに偏りすぎてもいけないバランスが大事になります。

陰というのは体が熱くなりすぎないように潤わしている水・・車でいうところのエンジンが扱うならないためのラジエターの水といえます。
人間には体を適度に冷まして潤わす陰のエネルギーも必要なわけです。
また一方では活動するための新陳代謝を活発にする陽のエネルギーももちろん必要ですが・・・
この陰をほどよく保たせる水分や栄養素が不足すると陰虚という状態がおきます。
陽の方が一方的につよくなり、体の中に熱を持ちやすくなり、ほてり、のぼせ、口が渇く、汗をやたらとかくなどの症状もでるようになり、こういう人は妊娠前も不正出血をおこすことがあったりします。
この陰の不足でもった熱が子宮を刺激して活発に胎動をおこしてしまい、流産しやすくなります。
不足がちになった体液のもとになる栄養を補い、陰の働きを補う製剤をつかいます。

 

流産を、繰り返さす疾患として抗リン脂質抗体症候群というものもあります。

 

流産後のケア

残念ながら流産してしまったとき、その後の体のケアもとても大事です。
流産も考えようでは出産と同じで体力を消耗して産後の体と同じように体を巡るエネルギー「気」栄養「血」「水」が不足して、また子宮や卵巣も血流が悪くなっています。

これを悪いままの状態で放置しておくと妊娠しにくくなったり、流産をおこす癖がついてしまいます。
流産自体で「腎」の働きが弱くなってもしまいますので、次回の妊娠のためにも流産後は不足している「気」「血」「水」を補充して体力の回復を整えてあげる必要があります。