熱中症のお守り

ブログご覧いただきありがとうございます

愛媛県、松山市の漢方自然薬わかまつ
カウンセラーの新岡和哉です

お店ではお客様に毎月、健康新聞を送らしていただいていますが・・
このブログはその記事をもう少し深堀りします

連日ニュースでも注意が呼びかけられている「熱中症」

ニュースでもこまめな水分補給とか
適正にエアコンを使おうとか、塩分もとろうとか・・
対策をいろいろと紹介していますが・・

気をつけているから自分は大丈夫だろうと油断しないことも大事

熱中症は短時間で症状となって出る場合もあれば
兆候を積み重ねて悪化していく場合もあるので

軽いうちに兆候を気がつくことが大事です

 

★ごくかるい熱中症は・・・

足がつったり(こむら返り)しびれる
筋肉痛

★現時点は軽症だけど体の中で危険信号が点灯・・・

頭痛、吐き気、腹痛、嘔吐、たちくらみ、めまい

体の深部の臓器の温度が上がり、影響をうけ脱水になりかけています

この段階ではただちにミネラルを含んだ水分(一番いいのは経口補水液)をとり、涼しいところで体を休める

 

ただし本当の重症になると水分もとれなくなります
こうなるとただちに救急車を呼ばないといけません

ここで皆さん「気化熱」ってご存じですか

私たちは暑くなると汗をかきますが

汗をかいて、その汗が皮膚表面で蒸発するときに
こもっている熱をいっしょに放出して体の熱を下げます

これが汗による気化熱です

しかし、

汗を大量にかくと汗が気化できないままに皮膚表面にたまり
体内の熱が放出できなくなり、熱中症を加速させます

なので、

この時期は炎天下に外出するとき(本当は避けた方がいい)
また、家にいても蒸し暑い環境にいる場合は・・

濡れたおしぼり、タオルなど携帯してかいた汗をこまめに拭うようにしてくださいね
乾いたおしぼり、タオルでなく、濡れているものというのが大事

汗をぬぐい、同時に冷ました水分で皮膚を潤わすことで気化熱がスムーズになります

熱中症はこもった熱で血液中の水分が減り、臓器や脳にも熱がこもり
働きが悪くなることで重症度がかわってきます

要は熱を体の外に逃がして、血液中の水分を維持することが出来ているかどうかに
かかっているんですね

7月号の当店新聞「晴れたらいいね」で

「韓国ドラマでよくみる薬・牛黄清心元が熱中症に使われる」

・・というチラシを入れていました

牛黄清心元は中医学で開竅(かいきょう)剤といわれています

開竅(かいきょう)とは穴を開くという意味で、

内側にこもった邪悪なものを外に出すという事。

体に内にこもった熱を血管を広げたり、
様々な経路を開き、体の外に逃がすんです

いざという時に水なしに舐めて飲めるというのも実は熱中症にはむいてますよね

出来ましたらこの猛暑の時期
誰が熱中症になってもおかしくないのでお守りのように携帯しておかれて
兆候がみえてきた早い段階で口に含んで飲んでもらうといいですね

熱中症はひどくなると、自分で水分をとることも出来なくなったりしますが・・
そういう時でも舐めて飲めます

もっとも、重症だとあくまでそれは、応急対応として、救急車もすぐに呼ばないといけないですよ

 

しばらく続く熱中症とは隣り合わせの猛暑の季節

皆さんもくれぐれもお気お付けください


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