映画鑑賞記 ドクタースリープ

こんにちわ、

不妊相談(妊娠しやすい体作り)ダイエット相談、松山の漢方相談のお店、漢方自然薬わかまつの新岡和哉です

映画好きなので、観た映画のことも時々書きます

40年前に作られたホラー映画の伝説的名作「シャイニング」


雪に閉ざされてしまうために冬季は休館する山奥の豪華ホテルの管理人として
小説家志望の男が妻と5歳の息子ダニーとともにホテルに住むことになる
特殊能力(シャイニング)があるダニーはホテルに何か邪悪を感じるが・・
父親はその邪悪な何かにとりつかれて、狂気に走っていく

とにかく心理的にジワジワ怖い演出、狂気にとりつかれていく父親役のジャック・ニコルソンの演技が凄まじかった、ニコルソンの演技だけで十分怖い

その少年ダニーが大人に成長した30年後から40年後を舞台にした続編であるこの映画
前作を観ている人はもちろん
前作を観てない、「シャイニング」という映画を知らない人でも、面白くみれるつくりだった


続編だけどテイストは1作目とは別物
1作目が雪に閉ざされた密室空間の中での息が詰まるようなサスペンスだったけど
今回はシャイニング使い(正義)VS魔物(悪)のホラーアクション色が強い

この1作目は徹底したサスペンス、続編はバトルアクションのパターン
「エイリアン」を思い起こす
1作目の「エイリアン」は宇宙船の中という密室でのサスペンスだったのに対して
2作目は人間VSエイリアンのバトルアクションに母性愛のドラマが入り、
1作目をリスペクトしながらも、テイストを別物にして続編が成功していた
1作目をみてない人がみても、楽しめ、逆に1作目を観てみようと気にさせるものだった

この「ドクタースリープ」も「シャイニング」を観てない人に観てみたいという気にさせると思う

ところで私が「シャイニング」を観たのは高校生の頃
まさに劇場公開されたときにリアルタイムで観た

その不気味にジワジワきる緊迫感は半端なかったけど、
どういうことか解釈がわからなくなる難解な展開でもあり、
その時はわけわからんけど、怖いという印象のみだった
シャイニング(特殊能力)という題名をつけながら
能力者であるダニーともうひとりの人物がほとんどそれを役立てないままだった
ダニーがそういう能力を持っているという印象すら残らなかった

しかし今回はその能力に全面的にスポットがあてられている
前作で特殊能力者でありながら、あっさり殺されてしまい、何のために存在だったのという人物も重要な役割をする

そういう意味では映画の題名はドクタースリープだけど、シャイニングという題名が1作目以上に当てはまっている

でも1作目を観ている人には映画シャイニングの続編としてはやはり、
あのホテルが登場しないと続編とはいえない

どこであのホテルが出てくるのだと思っていたらクライマックス、魔物とラスボスとの対決の舞台になる

ここから1作目を観ているか観てないかで、見方が変わるだろう
観ていた人からしたら、見覚えのある人物、場面がオールスター感謝祭のように出てくるので
これだ、これだと楽しませてもらえる、シャイニングテーマパーク状態だ
観てない人は、わけのわからん連中が出てきたり、急にわけのわからん場面になると思うだろうけど
逆に「シャイニング」を観て、こいつは、この場面は、ここで出たんだと思いながら観るのもいいだろう

かくゆう私も「シャイニング」を再び観てみたい気持ちになった

読んでいただきありがとうございます