卵巣が満員電車状態! 卵巣内で「三密」がおきると多嚢胞性卵巣症候群に・・

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こんにちわ
愛媛県、松山市の漢方自然薬わかまつ
不妊症・未妊カップルをサポートする
「妊娠しやすい体つくりの漢方妊活相談」
カウンセラーの新岡和哉です

コロナ問題で新語として登場した「三密」

密閉、密集、密接

私の店も三密をさせないように営業しますのポスターを貼ってますが


コロナ問題では感染予防に大事な言葉になっています

今日のブログは不妊の原因で若い女性に多い「多嚢胞性卵巣症候群」

妊娠は何十、何百という候補の中から最終的にもっとも成熟した1個が卵子として排卵され、
その卵子が精子と出会って受精することで成立します

なのでしっかり成熟した1個が排卵されないと始まらないわけですが

突出して成熟する卵胞が育たないままに、
何十という卵胞が一定の大きさのまま成熟しきれないままになってしまい
良い卵胞が育たないのが「多嚢胞性卵巣症候群」

これ、卵巣の中が「三密」になってしまうことで起きやすくなります

「三密」が一番イメージできるのが満員の電車ですよね

なので卵巣を電車の車内にイメージして考えてみるんです

卵胞は卵巣内で毎月一定の数が目覚めて成長をしていきます
その成長していく一定の集団を電車の乗客だとイメージしてもらうといいですね

20代の女性だと1000個くらいが同時に育っていくそうです
30代前半だと500個くらい
30代後半だと100個くらい
40代前半だと10個くらい

電車に置き換えると1台の車両に1000個だと100人くらいが乗っている


500個だと50人くらいが乗っている

100個だと10数人が乗っている

10個だと1~2人しかのってない

当然ながら100人乗っている車両の方が満員で動きずらい状態になりますよね


卵巣という密閉された空間の中で
密集しているわけです

でも、この状態までなら、普通の20代の女性の卵巣の中です
電車もまだある程度、身動きが出来る余裕がある状態

ところがここに余計さらに乗客がさらに何十人も入ってきたらどうなります
ギュウギュウの寿司詰め状態で身動きできないほど
密接な状態になってしまいます

卵巣内でいうと卵巣に栄養と酸素を運んでいる血液がドロドロ状態で
卵巣内で停滞して密集している卵胞の隙間も埋め尽くして
卵巣内をギュウギュウの満員状態にしてしまう

卵胞の中の育つべきはずだった卵胞も大きくなっていくスペースがないから成長できない
なので大きくなれず、一定の大きさの卵胞ばかりになってしまう

卵胞が密集しているところに血液のドロドロで隙間を埋めてしまうので
卵が育ちにくく成長できない排卵障害をおこしてしまう

これは密集しているからこそ、おこることなので
年齢があがるごとに同時に成長する卵胞の数は減っていくので
1台の車両に100人乗客がいるところが50人、10人、1人とへれば
密集、密接にはならないので

この多嚢胞性卵巣は年齢があがると起きることはなくなっていきますが

卵胞の数は減っていくから,別の問題で妊娠率は悪くなっていきます

多嚢胞性卵巣症候群はこの他にもホルモンバランスも関係している場合もありますが

妊娠できる可能性を秘めた卵をたくさんもってながら
卵巣の中が三密の環境になってしまうことが妊娠しにくくする一因にしている

とてももったいない状態なんです

漢方治療では卵巣のドロドロした血行状態を改善して
卵巣の中が三密状態にならないように、めざします

卵が育ちやすい環境にしたいですね


これを読まれている子宝を望む方にコウノトリがやってきますように・・

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