漢方妊活ブログ 着床に適正な子宮内膜の厚さは?

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こんにちわ
愛媛県、松山市の漢方自然薬わかまつ
不妊症・未妊カップルをサポートする
「妊娠しやすい体つくりの漢方妊活相談」
カウンセラーの新岡和哉です

「子宮内膜が薄い、厚い」とよくいいますね。

内膜が薄いと着床が厳しくなるし、着床しても安定しないからですが、

では、実際には何ミリ以上が厚みとして適正なのでしょうか?

答えは・・・

合格ラインとしては8mm

でもより厚みがあるほうがいいので10mmくらいが理想的といわれています

日本産婦人科学会の内膜に関する研究報告によると

「正常内膜厚とは8mm 以上,妊娠率から 薄い内膜とは6mm 未満とすべきではないかと思われる」

という記述があります

内膜が6ミリ以下の場合は、妊娠率が極端に落ちるとのことです

ということで内膜としての着床に適する合格ラインは8mmがボーダーみたいですが、

厚みはあるほどにいいので、体外受精の移植時の子宮内膜の厚さは10〜11ミリくらいがあると好ましいです

 

それにしても受精卵が着床するのに8ミリと6ミリ、

この2ミリの差で妊娠を左右してしまうのですが、この2ミリの差は何で起きているのか?

 

産婦人科学会の研究報告によると

・薄い内膜は「血流量」の低下がある

つまり血液の流れが悪いために内膜を厚くできない

 

・薄い内膜では酸化ストレスが強い

酸化は血液をくっつきあいドロドロ状の血にしてしまうから内膜がフワフワの厚みをつくれない

酸化ストレスもなく血液量は豊富に流れている状態の内膜イメージはこんな感じ

子宮内膜は微細な血管の集まりなので豊富な血が流れて、

詰りがないと内膜全体に血液が行きわたり厚みを増すんです

 

しかし・・酸化ストレスで血液がドロドロだったり、血液量が少ない状態の内膜イメ―ジはこんな感じ

血液が内膜全体に行きわたらないと、潤い不足になり厚みが増さない

お肌も潤いがあるとプリプリしてくるけど、子宮内膜にも内膜を厚くするには潤いが必要なんです

厚みは数字でみれる指標であり、内膜は厚さの前に流れる血の質が大事、

厚みをつくれない内膜は潤い不足で固く着床しずらいのです

着床って受精卵が内膜にくっつくのでなく深く入り込んで根をはらないといけないので、

柔らかい内膜であってほしいのです

この子宮内膜の厚みをつくられない原因の改善は漢方では得意分野です

血流の不足(血虚)

ドロドロで酸化状態(おけつ)

潤い不足(陰虚)

それぞれの状態は漢方でキチンと概念があって対応策があります

 

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